ブロックチェーンの中身がわかる!ローカル環境でブロックチェーンが動かせるSees箱庭システム

1イーサリアムブロックチェーンとは

- Ethereum -イーサリアム

イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額を誇る仮想通貨として有名ですが、仮想通貨のイーサリアム(ETH)はそのトークンに過ぎません。
イーサリアムはもともとスマートコントラクトを使用したオープンソースのブロックチェーンアプリケーション開発プラットフォームであり、このプラットフォームを利用した数多くの業務用アプリケーションが生まれています。

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- Ethereum Blockchain -イーサリアムブロックチェーン

近年、ブロックチェーン技術を活用した分散型アプリケーション (DApps)が注目されています。イーサリアムブロックチェーンは、スマートコントラクトが「契約の自動化」をブロックチェーンで実現し、データをブロックチェーンに書き込むことができる柔軟性を備えていることから、DAppsへの応用が広まっています。

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- contract -コントラクト

コントラクトは「契約」の意味ですが、イーサリアムブロックチェーン上で動く「マクロ」のようなものです。コントラクトを記述するための言語はいくつかありますが、現在の主流は「Solidity」(ソリディティ)という言語です。SolidityコンパイラはSolidity言語で書かれたソースをコンパイルしてマシン語を生成します。※マクロとは、複雑なコンピュータの操作を自動化するための技術をいいます。(例:Microsoft社Excelマクロ機能等)

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- consensus -コンセンサス

コンセンサスは「合意」という意味で、ブロック生成に関する合意形成アルゴリズムのことです。管理者不在のブロックチェーンでは、不正なブロックを是正するために考えられたコンセンサスアルゴリズムが存在し、そのアルゴリズムにより不正なデータ改ざんを回避しています。イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムについては、商品購入後、学習の手引きをご覧ください。

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- Original cryptocurrency ・ Unique token -独自仮想通貨・独自トークン

コントラクトを利用することで、イーサリアムとは別の独自仮想通貨を作りだすことができます。独自仮想通貨ではコイン残高を管理する仕組みをコントラクトで作り、それをデプロイしてアカウントアドレス(ウォレット)ごとに残高を管理します。ただし、独自仮想通貨として認められるためには、独自のコンセンサスを要し取引所に上場する必要があり、未上場またはイーサリアムのコンセンサスを利用しているものは「トークン」という呼び方をします。

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2本商品でできること

  1. イーサリアムブロックチェーンの中身が見える!
  2. コントラクトを自分で作成できる!
  3. コインの発行条件を変えて動作を確認できる!
  4. 送金機能や換算機も搭載され便利!

① イーサリアムブロックチェーンの中身が見える!

ブロックリスト、ブロックの内容、トランザクションの内容、ウォレット残高が一目瞭然!

ブロックリスト
ブロックの発生履歴がわかります。
ブロックの内容
ブロックにどんなトランザクションが入っているかわかります。
トランザクションの内容
トランザクションの詳細を表示できます。
ウォレット残高
リアルタイムの残高表示ですぐ結果がわかります。
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② コントラクトを自分で作成できる!

まずは6つのサンプルのコントラクトを選択して、デプロイからトランザクションの実行まで行える!

Hello World
「Hello, World!」という文言を返すだけの単純な機能
四則演算
2つの整数の足し算、引き算、掛け算、割り算を行う機能
おみくじ
実行するタイミングによってランダムに結果を返す機能
総和・総積
指定された値nについて、1からnまでの整数の総和または総積を求める機能
Person
内部状態として「名前」と「年齢」を持ち、その情報を基に自己紹介する機能
寄付
募金を行う機能
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Solidityで作った自作コントラクトの動作を確認できる!(例題もあるので簡単に作れます)

③ コインの発行条件を変えて動作を確認できる!

4つのコインの発行条件から選んで実行!

なし
コインを発行しない状態です。
宝くじ
ランダムに5トークンが配当されます。
数値
指定された数値が3,4,5,7で割り切れる場合、値に応じたトークンが配当されます。
回文
指定された文字列が回文である場合、その長さに応じたトークンが配当されます。
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独自トークンの作成も可能!
( コインの発行条件はファイルのバックアップをした上で、自己責任の元、編集することが可能です。)

④ 送金機能や換算機も搭載され便利!

手動送金の他、自動ランダム送金でトランザクションを発生させられる!
換算機(Wei→Ether)で単位変換も容易にわかる!

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  1. ユーザーを選んで送金の実験!
  2. 送金結果を視覚的に確認
  3. ブロックチェーンに保持される 詳細データも見られる!

3動作環境

動作環境

端末
Windowsが動作するパソコン(PC/AT互換機)
OS
Windows10 ※Editionはいずれも可 ※64ビットOS
CPU
Intel Core-i5-6500 3GHz 相当のCPU ※64ビット
メモリ
8GB以上 ※16GB推奨
HDD
50GB以上
ブラウザ
Google Chrome 68.0以降, Mozilla FireFox 61.0以降
  • ※Microsoft Edgeでも動作しますがテキストエリアが広げられないなどの問題があります。ChromeまたはFireFoxをお勧めします。
  • ※Microsoft InternetExplorerでは動作しません。
  • ※ブラウザのサイズは1400x900程度以上を推奨いたします。
その他
Oracle VM VirtualBox が動作する環境であること

4付属品(電子媒体)※日本語版と英語版があります

インストール手順書
内容- P -
1. はじめに2
 1.1. 動作環境2
 1.2. ライセンスについて3
2. インストール4
3. アンインストール9
操作説明書
内容- P -
1. ご注意3
2. インストール・アンインストール方法について3
3. 起動と停止4
 3.1. 起動4
 3.2. 停止7
4. 操作方法8
 4.1. メイン画面8
 4.2. コントラクト選択ダイアログ18
 4.3. コントラクトエディタ画面21
 4.4. 配置済みコントラクト一覧画面23
 4.5. 配置済みコントラクト詳細画面25
 4.6. コイン発行条件選択ダイアログ28
 4.7. コイン発行条件実行画面30
 4.8. コントロールパネルダイアログ32
 4.9. 換算機37
5. 端末エミュレータでの接続38
6. こんなときは41
学習の手引き
内容- P -
1. はじめに3
2. 基本のおさらい4
 2.1. ブロックチェーンについて4
  2.1.1. ブロックチェーンとはなにか4
  2.1.2. 仮想通貨とブロックチェーン5
  2.1.3. コンセンサスアルゴリズム6
  2.1.4. 新たなコンセンサスアルゴリズム8
 2.2. イーサリアムについて8
 2.3. コントラクトについて9
  2.3.1. コントラクトとは9
  2.3.2. コントラクトを利用して独自仮想通貨をつくる9
3. 本システムについて11
4. うごかしてみる13
 4.1. 送金の実行13
 4.2. コントラクトの実行17
  4.2.1. ソースの確認17
  4.2.2. デプロイ22
  4.2.3. コントラクトの実行25
  4.2.4. 他のコントラクトの実行28
 4.3. コイン発行条件の実行59
  4.3.1. 選択59
  4.3.2. 実行61
  4.3.3. コイン発行条件のソースの確認63
5. つくってみる70
 5.1. コントラクトの編集と実行70
 5.2. コントラクトの新規作成と実行72
 5.3. コイン発行条件の編集と実行82
6. おわりに83
7. 付録84
 7.1. 設定の変更84
 7.2. 本システムを使わずに手動でコントラクトをデプロイする86
 7.3. イベントを監視するプログラムを実行する93
 7.4. 本システムのソースを見る96
 7.5. 演習問題の解答例97
参照文献108

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