近年のコロナ禍によりリモートワークの導入が急速に進み多くの企業や個人がVPN(仮想プライベートネットワーク)を活用するようになりました。それに伴いVPNに関連する製品やサービスが増加しましたが、これらの技術にも脆弱性や設定不良などの問題が発生しています。
またサイバー攻撃の商業化が進みハッキングツールや脆弱性(特にゼロデイ脆弱性)をビジネスにする世の中となっており、これが世界中で不正アクセスやランサムウェア攻撃の増加を引き起こす一因ともなっています。
企業ではこれまで「端末セキュリティ」と「ネットワークセキュリティ」という二つの主要なセキュリティ対策が実施されてきました。しかしサイバー攻撃が進化する中でこれらの対策もより一層の強化が求められています。
これらのセキュリティは効果は期待できるが完ぺきではないため他のセキュリティとの重ね掛けが重要になっています。このような脅威に対処するためにはITセキュリティの基本である次の4つの要件を満たすことが不可欠とされています。
これらは従来のネットワーク境界のセキュリティだけでなく、データを扱う端末間でも確実に実装することが求められます。さらに内部犯行者によるデータ改ざんのリスクに対しても、誰がいつ情報を取得・登録したのかを明確に記録しこの記録自体が改ざんされないようにすることが重要です。
これらのリスクを大幅に軽減できるソリューションがシーズブロックチェーンセキュリティシステムです。
エンドユーザーの環境やコンプライアンスによって3つのタイプを選択できます。
タイプ | シングルボードコンピュータ |
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製品名 | Tinker Board 2S(ASUS社製) |
SoC | Rockchip RK3399 64bit Dual-core Cortex-A72 2.0GHz Quad-core Cortex-A53 1.5GHz |
メモリ | Dual-CH LPDDR4 4GB |
ストレージ | 32GB eMMC |
電力 | ~45W |
サイズ | 85x56x20.7mm(90x65x32mm) |
タイプ | シングルボードコンピュータ |
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製品名 | オリジナル |
SoC | Renesas RZ/G2L 64bit Dual-core Cortex-A55 1.2GHz Single-core Cortex-M33 200MH |
メモリ | SDRAM DDR4 1GB |
ストレージ | 32GB eMMC |
電力 | ~2.5W(USB-TypeAで使用可) |
サイズ | 80x35x1.6mm |
3製品構成で「情報漏洩防止」 「改ざん防止」 「安定稼働」 「ユーザー認証」 の4つのセキュリティ要件すべてを満たして混在も自由。
サプライチェーン間でのデータ共有において、セキュリティ強化が進んでいない企業も数多くあります。
その場合は、対象企業にブロックチェーンゲートウェイ端末を設置するだけで、ITセキュリティ担当者がいなくとも、サプライチェーン間でのセキュリティリスクを軽減できます。
リモートワーク時、重要データを用いて自宅で作業することも多々発生します。自宅や外部のネットワークを使用するので、企業内のようにセキュリティは強化されていないため、不正アクセスのリスクが高くなります。ブロックチェーントランスフォーマーであれば、PCにUSBを指すだけで、共有データをブロックチェーンで守ることができます。
シーズブロックチェーンセキュリティは製造現場のデータに対しても効力を発揮します。ブロックチェーンを介しているので、遠隔でもデータが改ざんされることなく外部からの監視・制御が可能になります。また、工場からのデータをクラウドにアップすることで、様々な他サービスとの連携が可能となります。
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